昨日はアメリカの大統領選挙で各放送はそればっかりでしたね(^^;
ヒラリーさんとトランプさんの一騎打ちはトランプさんが勝って終わりました。
70歳という高齢、そして元軍人でもない、政治家でもない人が大統領になるのはアメリカ始まっていらい初めてのことだとか…
世界にすごく影響を与える国「アメリカ」その大統領がトランプさんに決まりました。
世界はもとより、日本もどうなるのでしょうね(^_^;)
この記事は11月3日の京都新聞です。
見出しに大きく
「マッサージ不正、初の全国調査へ」
とあります。
今までは柔道整復師による不正問題は数々取り上げられ、逮捕・検挙されている人もあります。
しかし、マッサージ・はりきゅうに関しては今回が初めてです(・o・)
街中にある「整骨院」「接骨院」「鍼灸整骨院」など…
看板があふれているので一般の多くの方はご存じないと思いますが、実は…
整骨院などを開業できる資格「柔道整復師」
と
「鍼灸」では法律が違います(^_^;)
柔道整復師は「柔道整復師法」です。
鍼灸は「按摩・マッサージ・はりきゅう法」(略してあ・は・き法)です。
なので「何が初めてなの?」とお思いの方もいらっしゃることでしょう。
それはこういうことだったんですね(。・ω・。)
ちなみによくお客様に質問される
「整体」とはなにが違うのですか?
ですが、これは「国が認めているかどうか」ということです( *・ω・)
「柔道整復師」「鍼灸師」「按摩・マッサージ師」は国が認めている「国家資格」です。
一方、「整体」などに国家資格は存在しません(>_<)
それは「カイロプラクティック」でも同じです。
アメリカなどの海外には資格が存在しますが、日本には国家資格はありません。
今回の記事から抜粋すると
「共同通信が全国の広域連合に実施した調査では、施術回数や出張料(往診療)を水増しするなど不正・不適切な請求で返還を求めたケースが過去5年半で約4万8千件、約9億円に上った」
「健康保険が適応されるマッサージなどでは、患者の大半が高齢者。相次ぐ不正の背景には、自宅や老人ホームへの訪問施術にビジネス目的で参入する事業者の増加があるとみられる」
などがあります。
昔ならば資格保有者が開業することが当たり前でしたが、ここ数年(数十年)はビジネス目的で経営者が柔道整復師や鍼灸師を雇い、開業するケースもあります。
以前のような「資格者」=「経営者」ではないのです。
ビジネス目的だから、お金を儲けるためにあらゆることをする。
この世界の法律は戦後まもなく作られたものですから、今のようなビジネス目的で参入する経営者がいるとは想像もできなかったでしょう( ̄▽ ̄;)
SNSやネット、なんでもそうですが時代の流れが速すぎて法律が追いついていません(´-ω-`)
それでも時代は進んでいます。
なんとかその波に乗らないといけないのですが、難しいのも現実です(^_^;)
柔道整復師の不正だけでなく、鍼灸師・按摩マッサージの世界まで「不正」が行われ、これからどんどん行政指導が入るでしょう。
そうなると保険がより使いにくくなります(>_<)
(実際、柔道整復師の不正は暴力団関係の資金源になっているという報道も数多くあります)
私はこうなることを予想して、開業当時から保険は一切使うことなく自費を頂いていますが…
保険のことを書くと長くなってしまいます(^^;
このことに疑問に思われる方は私に直接お聞きください♪
分かる範囲でお答えしますm(__)m
長谷川 敬祐