なんだか一段と涼しくなりましたね(^^)v
このまま秋になってほしいところですが、おそらく残暑はまだまだ続くでしょう(^^ゞ
ここ2日のブログは東洋医学のことを書きました♪なんとなくでいいので、分かって頂けたでしょうか?( ̄▽ ̄)?
今日はトレーナー目線のお話しを…
スポーツをしていた、もしくは現在やっている方は誰もが一度は「ケガ」を経験されたことがあるのではないでしょうか?
私も7歳~18歳(小、中、高)までサッカーをしていました。高校サッカーを引退してからは24歳までは遊びでサッカーをしていました(^^)d
その間、私が経験したケガといえば…
骨折を7回(指や腕、手首、鼻など)
膝の靱帯損傷を2回(後十字靱帯と内側側副靱帯)
膝の軟骨損傷2回(内側半月板とタナ障害)
肋骨にある軟骨損傷を2回
脳震盪を1回
と…あらためて見直すとよくこれだけケガしてきたものだな~( ̄▽ ̄)ゞ
と思います(^_^;)
ケガには2種類あります。ご存じでしょうか?(・・??
「外傷」と「障害」の2つです。
「外傷」とは…一度大きなきっかけがあり、それによりケガをすることです。骨折や打撲、肉離れ、捻挫などです。
これらのケガは
「ひねった」や「ぶつかった」「転倒した」
など、ケガをしたきっかけが必ずあります。
「障害」とは日常生活やスポーツ動作で溜まった疲労からくるケガです。
よく起こるのは「シンスプリント」や「ジャンパー膝」「テニス肘」「野球肩、肘」「疲労骨折」などです。
少し語弊があるかもしれませんが、トレーナー目線でいうと「外傷」のほうが治しやすいのです(^^;
なぜなら不可抗力(ぶつかった、転倒した)でケガしたわけですから、よほどの重傷(膝の前十字靱帯損傷やアキレス腱損傷、脱臼など)でない限りそんなに時間はかかりません(まぁそれでも1カ月~2カ月かかることもありますが…(>_<))
ところが「障害」は「きっかけ」がなく、普段の身体の使い方悪いために、身体のどこかに負担がかかってしまい起きるケガです。
このケガはある日突然痛くなるわけではありません(きっかけがないからです)
徐々に痛くなってきて、とうとう我慢できなくなり休むことになります!Σ(×_×;)
障害のケガを治すには患部の炎症を押さえながら、身体の使い方を正しくしていかなくてはいけません(。>д<)
「練習のやりすぎで疲労が抜けず、疲労骨折してしまった。」
「チームの練習量が多すぎる」
となる場合もあるでしょう(・・;)確かに以前ブログに書きましたが、日本の学生スポーツ(部活)はとかく練習時間が長いところがありますΣ(-∀-;)
しかし、もし練習時間が長くて疲労が抜けず疲労骨折をしたのであれば、同じ練習をしているチームメイトみんなが疲労骨折をしますΣ(゜Д゜)!
みんなもたしかに疲労は溜まっているが、疲労骨折は自分だけ…
こんなときは身体の使い方がうまくないのですΣ( ̄ロ ̄lll)
治すには身体の使い方を正しくしていかないといけません( *・ω・)ノ
ある一定の場所(ケガした所)ばっかり負担がきているので、炎症が起こるのです(*_*)
そこに負担のかからない身体の使い方をマスターしなければ、炎症が引いて痛みが無くなったからといって復帰してしまうと、すぐにまた痛くなってしまいます(´Д`|||)
この身体の使い方を変えるのに時間がかかります (@_@;)
なぜなら今までやってきた身体の使い方ではダメだからです(T^T)
リハビリで、そこに負担のかからない身体を作っていかなくてはいけません!どうしても時間がかかってしまします( ̄□ ̄;)!!
ではどんなことをするのか?
一例をあげてみましょうp(^^)q
「シンスプリント」
これはスネの内側が腫れて痛くなってきます(>_<)最初は運動時だけ痛いのが、日常でも痛くなり、ついには起床時の一歩目が痛くなり、ズキズキ疼いてきます!Σ(×_×;)
トレーナーそれぞれ考え方が違いますが、私は「日常で痛くなったら練習ストップ」と言っています。
それ以上我慢して部活をやり続けると、疲労骨折になってしまうからです(>_<”)
そうなる前になんとかしなくてはいけません!Σ( ̄□ ̄;)
練習を完全に抜けるのではなく、少しひかえ目にします♪練習でみんながダッシュを10本するなら6~7本くらいにしておきます。
そして練習後にリハビリです(*^^*)
シンスプリントの場合は全てではありませんが、多くの場合は股関節がうまく使えておらず、膝から下ばっかりを使い、痛くなってしまいます(^^;
股関節には「中殿筋」という筋肉があります(^o^)v この筋肉がうまく機能していないと、様々なケガが起こります(><)その一例がシンスプリントです。
リハビリでは患部の炎症を押さえながらストレッチ、スクワット、ランジなどのメニューをしていき、股関節をうまく使えるようにしていきます(^^)d
このようなリハビリのことを「アスレティックリハビリテーション」といいます(ホームページの良くあるQ&Aに詳しく書いてあるので、よかったら見てください(*´ω`*))
「外傷」は簡単に言うとケガをした場所の炎症をとり、周りの筋肉を鍛えて、損傷した靱帯などに負担をかけないようにしていきます。
「障害」は書いたように、炎症を押さえながら身体の使い方を負担のこないようにしていきます。
障害は我慢し続けると、我慢した分だけリハビリの時間が必要になります(゜〇゜;)
復帰も遅くなります(>_<)
疲労が溜まり、痛くなってきたら我慢せずにまずはご相談ください(*^^*)
きっとお力になれると思います(^^)d
少し長くなってしまいました(-_-;)
相変わらずまとめるのがへたくそです( ̄▽ ̄;)ゞ
夏の疲れが出てくるころです。無理をしないでくださいね(^o^)v
長谷川 敬祐